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男は『透明になる薬』を手に入れた。
早速、薬を飲んでみた。
数分経っても体は消えない。
鏡にも映っている。
「失敗か?」
男は首をかしげながら外に出た。
通行人が男にぶつかった。
だが、謝りもせず、そのまま通り過ぎていく。
「おい!」
男が声を荒げても無視され、肩を掴んでも何かに掴まれたような素振りを見せるだけだった。
男は近くの店に入り、店員に話しかけた。
返事は返ってこなかった。
レジに手を伸ばしても、店員は何もない空間を避けるように、男の手を避けた。
「透明人間になれたのか?」
男は自宅に戻り、もう一度、鏡を見た。
やはり、消えていなかった。
男は薬瓶のラベル裏の注意書きを読んだ。
『この薬は「存在」を透明にします。
姿が消えるものではありませんが、もともと存在感が薄い方は姿が消えたようになる場合があります』
早速、薬を飲んでみた。
数分経っても体は消えない。
鏡にも映っている。
「失敗か?」
男は首をかしげながら外に出た。
通行人が男にぶつかった。
だが、謝りもせず、そのまま通り過ぎていく。
「おい!」
男が声を荒げても無視され、肩を掴んでも何かに掴まれたような素振りを見せるだけだった。
男は近くの店に入り、店員に話しかけた。
返事は返ってこなかった。
レジに手を伸ばしても、店員は何もない空間を避けるように、男の手を避けた。
「透明人間になれたのか?」
男は自宅に戻り、もう一度、鏡を見た。
やはり、消えていなかった。
男は薬瓶のラベル裏の注意書きを読んだ。
『この薬は「存在」を透明にします。
姿が消えるものではありませんが、もともと存在感が薄い方は姿が消えたようになる場合があります』
SF
公開:26/04/22 12:00
加賀美 秋彦と申します。
2025年4月から、ショートショートを書き始めました。
色々なジャンルの作品を書いています。
よろしくお願いします。
作品イラストはフリー素材やAIで作成したものです。
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加賀美 秋彦