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ある日、『人生信号機』という商品が発売された。
それは手のひらに収まる大きさで、ボタンを押すと青・黄・赤のどれかに光るだけの単純な作りだった。
説明書には「迷った時に使え」と書いてあった。
最初は皆、冗談だと思った。
だが、試しに使った者は皆、成功した。
決断する際に、青で進み、赤で避け、黄で保留。
そのどれもが正解だった。
やがて人々はそれに従うようになった。
見舞いの前で赤を見て帰る者もいれば、自分の子供が転んでも、青が出るまで手を伸ばさない者もいた。
誰もが自分で決断をしなくなった。
中には信号無視をする者もいたが、彼らは危険人物として社会から排除された。
ある日、すべての信号機が黄色のまま点滅を始めた。
『注意して進め』
すると、子供たちが走り出した。
子供たちは転び、立ち上がり、また走る。
大人たちはそれを見て、どうしていいのか分からず、ただ立ち尽くすだけだった。
それは手のひらに収まる大きさで、ボタンを押すと青・黄・赤のどれかに光るだけの単純な作りだった。
説明書には「迷った時に使え」と書いてあった。
最初は皆、冗談だと思った。
だが、試しに使った者は皆、成功した。
決断する際に、青で進み、赤で避け、黄で保留。
そのどれもが正解だった。
やがて人々はそれに従うようになった。
見舞いの前で赤を見て帰る者もいれば、自分の子供が転んでも、青が出るまで手を伸ばさない者もいた。
誰もが自分で決断をしなくなった。
中には信号無視をする者もいたが、彼らは危険人物として社会から排除された。
ある日、すべての信号機が黄色のまま点滅を始めた。
『注意して進め』
すると、子供たちが走り出した。
子供たちは転び、立ち上がり、また走る。
大人たちはそれを見て、どうしていいのか分からず、ただ立ち尽くすだけだった。
その他
公開:26/04/24 15:00
加賀美 秋彦と申します。
2025年4月から、ショートショートを書き始めました。
色々なジャンルの作品を書いています。
よろしくお願いします。
作品イラストはフリー素材やAIで作成したものです。
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加賀美 秋彦