開けねばならぬ玉手箱
0
1
海の底から手向けの土産に貰った箱は、開けてはならぬと禁じられ、
太郎は言いつけ通りに蓋を閉ざして、幾星霜が経ちました。
太郎は見知らぬ未来の中で、老いる事なく千年万年。
いつしか箱の事さえ忘れてました。
箱には何が入っているか。地上に一人も知る者はなく、それでも確かに中身は積もり、
ある日、とうとう爆ぜました。
その爆発は全てを引き寄せ、星も光も逃れられず。
後に残るは宇宙の黒穴。
太郎の棄てた時間を箱へ、集めに集めて、重力さえも歪んでしまった、
ブラック・ホールの誕生です。
太郎は言いつけ通りに蓋を閉ざして、幾星霜が経ちました。
太郎は見知らぬ未来の中で、老いる事なく千年万年。
いつしか箱の事さえ忘れてました。
箱には何が入っているか。地上に一人も知る者はなく、それでも確かに中身は積もり、
ある日、とうとう爆ぜました。
その爆発は全てを引き寄せ、星も光も逃れられず。
後に残るは宇宙の黒穴。
太郎の棄てた時間を箱へ、集めに集めて、重力さえも歪んでしまった、
ブラック・ホールの誕生です。
ファンタジー
公開:26/04/11 00:11
毒にも薬にもならないお話ばかりです。
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます
鹿野 秋乃