タイムマシンに乗せられて
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大学生の従兄が病室に来るようになったのは凄い頭痛が始まって病院に連れてこられ、川べりのとても居心地のいい病院に入院させられてからだった。
「しばらくお休みすればよくなるってお医者さんが言ってるから」父も母もそう言って笑ったけれどその笑顔はとても不自然だった。
大学生になった従兄が時々本を持って来てくれて面白いお話をしてくれた。
「一種のタイムマシンの研究しててね、髪の毛を3本くれたらタイムマシンに乗せてあげられるよ」
従兄の話すタイムマシンという物に乗ればアタシの病気も治せる薬も出来てるかなと思ってアタシは従兄に髪の毛を渡した。
膠原病という重い病気でアタシがこの世を旅立ったのはそれから五日後だった。
でも何も怖くもないし恐れも無かった。だって検体となったあたしはクローン研究とやらをやっている従兄の大学の研究室の冷凍庫で未来に行くのを待ってるんだもん。
「しばらくお休みすればよくなるってお医者さんが言ってるから」父も母もそう言って笑ったけれどその笑顔はとても不自然だった。
大学生になった従兄が時々本を持って来てくれて面白いお話をしてくれた。
「一種のタイムマシンの研究しててね、髪の毛を3本くれたらタイムマシンに乗せてあげられるよ」
従兄の話すタイムマシンという物に乗ればアタシの病気も治せる薬も出来てるかなと思ってアタシは従兄に髪の毛を渡した。
膠原病という重い病気でアタシがこの世を旅立ったのはそれから五日後だった。
でも何も怖くもないし恐れも無かった。だって検体となったあたしはクローン研究とやらをやっている従兄の大学の研究室の冷凍庫で未来に行くのを待ってるんだもん。
SF
公開:26/04/09 10:20
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ダッチマン