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冬のなまなかなそれとはちがい
しっかり色がついた景色は輝いて見える

草原と呼ぶにはふさわしくないけれど
家の前では、すこしばかり緑が顔を見せてきた気配が
ぼんやりしていたらすぐ手がつけられなくなる

花が咲いてくれれば
ミツバチがあいさつに来てくれる

さっきまで上昇気流をさがしていたトンビ
うまく見つけられたようだ

おそらく沼のほとりからだろう
カッコウの声が遠くかすかに響く

何もないな

ここはほんとに何もない

何もないけれど
いろいろあるものだな












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その他
公開:26/03/25 10:53

あまなす / 雨茄子


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