カリスマ
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「あたし結婚したの! 結婚式の招待状送ってもいい?」
「おめでとう! もちろんだよ」
友人が結婚する。5年くらい連絡を取っていなかった友人だ。
中高時代の友人で、彼女の口癖は
「夏美が羨ましい! おしゃれで、自分の芯があって、いろんなことを知ってて、カリスマだよ!」
だった。
そんなカリスマと呼ばれた私は、未だに彼氏はいないし、仕事三昧でほぼ家に帰れない。薄給でかれこれ3年は昇給も賞与もないのに役職が上がっていくばかり。
対して、友人はとても頭が良くて、気配り上手。聞いた話によると地元で公務員として就職し、半年で大学時代に交際を始めた男性と入籍したらしい。
羨ましいのはこっちよ。
――結婚式当日。
私は絶句した。
久しく合っていなかった友人の顔は私そっくりだった。
お祝いの言葉を伝えるために近づいた私を友人はぎゅっと抱きしめた。
「私もカリスマになれたよ」
「おめでとう! もちろんだよ」
友人が結婚する。5年くらい連絡を取っていなかった友人だ。
中高時代の友人で、彼女の口癖は
「夏美が羨ましい! おしゃれで、自分の芯があって、いろんなことを知ってて、カリスマだよ!」
だった。
そんなカリスマと呼ばれた私は、未だに彼氏はいないし、仕事三昧でほぼ家に帰れない。薄給でかれこれ3年は昇給も賞与もないのに役職が上がっていくばかり。
対して、友人はとても頭が良くて、気配り上手。聞いた話によると地元で公務員として就職し、半年で大学時代に交際を始めた男性と入籍したらしい。
羨ましいのはこっちよ。
――結婚式当日。
私は絶句した。
久しく合っていなかった友人の顔は私そっくりだった。
お祝いの言葉を伝えるために近づいた私を友人はぎゅっと抱きしめた。
「私もカリスマになれたよ」
ホラー
公開:26/03/26 11:30
ショートショートって400字以内で大どんでん返しがある文章ってことなんですね。ちょっと難しそうなんで散文書きながらちょっとずつ練習して行こうと思います。
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阿波 狸