甘い公園

2
2

ここから見渡せるのは、子供たちがはしゃぎながら公園にかじりついている姿だ。
石はマシュマロ、土はチョコレート、遊具は砂糖と水飴を混ぜ合わせたものでできている。
遊び疲れた子供は、そのまま地面をすくって口に運ぶ。
手も服も甘くベタついている。

夜になると、子供たちは眠る
朝になると、公園は新しくなっている。

こぼれた分も、減った分も、きれいに。

日々、子供たちはよく食べ、よく眠る。

そして、少しずつ数が減っているようにも見えるが、記録には残らない。
それでも彼らはよく育つ。

管理者として、これほど喜ばしいことはない。
——この実験は、順調だ。
ホラー
公開:26/03/18 10:20

ゆうた

2026年3月15日から投稿開始しました
物語を書くのは初めてですが楽しみながらやっていきたいです
 

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容