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山積みの段ボールに囲まれ、時間を惜しむように慌ただしく引越しの準備をしていたら、どこに眠っていたのか古い手紙が舞い落ちた。小学生のときの私が、未来の自分に宛てたものだった。
「大人になっても夢を忘れないでね」
すっかり忘れていた自分からのメッセージに、言葉を返せない。
丸っこくって、ふざけたようなその字に、でも、希望は満ちている。それがあまりにも輝いて見え、目を背けてしまう。
ごめんね、夢なんてとっくにさあ…
その言葉を飲み込み、少しばかり夢を追いかけてみるか。あのころの自分が、まだ少しはいるだろうか。
明日から…
ううん、今日から。
.
「大人になっても夢を忘れないでね」
すっかり忘れていた自分からのメッセージに、言葉を返せない。
丸っこくって、ふざけたようなその字に、でも、希望は満ちている。それがあまりにも輝いて見え、目を背けてしまう。
ごめんね、夢なんてとっくにさあ…
その言葉を飲み込み、少しばかり夢を追いかけてみるか。あのころの自分が、まだ少しはいるだろうか。
明日から…
ううん、今日から。
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青春
公開:26/03/18 06:41
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あまなす / 雨茄子