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間違ったことをしていても同じ学年の仲間だからと
全力で擁護する先輩たちの姿が理解できなくて

わたしは部活をやめた

わたしに続く人はいなくって
かつての仲間たちは、まだあそこにいる

ときどき、先輩やかつての仲間たちと校内ですれ違う
わたしはすばやく目をそむける
向こうはわたしをいないものとして扱ってくれ
そのことはひどく助かる

はやく先輩たちがいなくなってくれればいいのにね
かつての仲間たちに思うこともあるけれど
それはそれ、今度はかつての仲間たちが
先輩たちと同じようになっていくんだ

だから、やめたんだ

この前、かつての仲間たちのうちのひとりが

―正義ってなんだろうね

と、それだけをわたしに残し、わたしの前から音もなく消えた

そんな、正義がどこかに転がってるみたいなこと言ってさ

正義?

そんなもの、知らないよ












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青春
公開:26/03/11 08:42

あまなす / 雨茄子


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