救済
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たこ焼き屋の親爺は、ある日たこ焼きを持って、病院を訪れた。「診てくれませんか」たこ焼き屋の親爺は医者の前にたこ焼きを差し出した。医者は黙って聴診器をたこ焼きに当てた。そして医者はゆっくり首を横に振った。たこ焼き屋の親爺は泣きながら病院を出た。そして帰宅し、たこ焼きにかつお節をかけた。わずかにたこ焼きは熱を発していて、かつお節はかすかに踊った。それがたこ焼き屋の親爺には悲しかった。
その他
公開:26/03/07 12:06
短い読み物を書いています。その他の短編→ https://tomokotomariko.hatenablog.com/
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六井象