第1話:サラエボ1914 ― 戦争のスイッチ

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1914年6月28日。
サラエボの通りで銃声が響いた。

撃たれたのは、
オーストリア皇太子フランツ・フェルディナントとその妻だった。

引き金を引いたのは、
若い民族主義者だった。
弾丸は二人の命を奪った。

それは一つの事件にすぎなかった。
しかし、そのあとに起きたことは誰も予想していなかった。

オーストリアはセルビアへ最後通牒を送り、
同盟は次々に動員された。

ロシアが動き、
ドイツが動き、
フランスが動き、
そしてイギリスが参戦した。

数週間のうちに、
ヨーロッパは戦争へ入った。

一発の銃声は、
数千万の死へつながる。

戦争は一つの出来事ではなく、
連鎖で始まる。

なぜ一発の銃が
世界を動かすのだろうか。
その他
公開:26/07/18 21:00
更新:26/03/05 00:28
#カメラが見た戦争

問い屋

問いを描くショートショートを書いています。
 
その違和感を、
まだ持ったままの人へ。
 
問いの続きを、ここにまとめています。

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