朝
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瞼が重い。体に暖かな熱がある。部屋の音が頭を包む。時折、目尻から頬の辺りの皮膚が引きつられる。鼻穴へ入った空気が、そのまま両の目頭を内から押し上げ、跳ねるように眼球が動く。ふと肩が下がった。顎を天井へ向け、右に捻ると首の骨が鳴った。七時三十六分であった。
その他
公開:26/03/04 07:43
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