不思議な老人

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 少年の家の近所に、不思議な老人が住んでいた。老人は何でも造ることができた。ある日、少年のペットの小鳥が死んだ。少年は悲しんだ。少年は空の鳥籠を持って、老人のもとを訪れた。「鳥を造って」少年は老人にそうお願いした。老人は鳥を造った。少年は喜んだ。その出来事から三十年が経った。少年は大人になった。老人はまだ生きていた。「鳥を造って」元少年は老人に毎日そうお願いしている。元少年は現在、焼き鳥屋を営んでいる。
ファンタジー
公開:26/03/04 06:32

六井象

短い読み物を書いています。その他の短編→ https://tomokotomariko.hatenablog.com/

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