3
4
ちょっと変わった猫カフェがある。
猫の店員は一匹だけ。見かけはごく普通のトラ猫だ。いつもマスターの膝に乗っている。常連の間で、その猫は先生と呼ばれていた。
恋愛で悩む乙女が来店。マスターに話しかける。
「ねえマスター。彼とうまくいかないの。どうしたらいい?」
マスターは黙って猫の頭をなでる。すると猫先生は女性の目を見ながらのどを鳴らし、悠然と尻尾を振る。
「そうか。焦らなくてもいいってことね」
女性は明るい顔になって帰った。
切羽詰まった顔つきの若者が来店。マスターに愚痴る。
「もう俺ダメです。仕事つらくて」
マスターはまた猫の頭をなでる。すると猫先生はマスターの膝から下り、若者にすり寄ってミャーミャーと鳴く。
「ありがとう。まだまだやれる気がしてきた」
若者は元気を取り戻して帰った。
この猫カフェは今日も繁盛。人生に行き詰まったら、あなたも一度訪れてみよう。
猫の店員は一匹だけ。見かけはごく普通のトラ猫だ。いつもマスターの膝に乗っている。常連の間で、その猫は先生と呼ばれていた。
恋愛で悩む乙女が来店。マスターに話しかける。
「ねえマスター。彼とうまくいかないの。どうしたらいい?」
マスターは黙って猫の頭をなでる。すると猫先生は女性の目を見ながらのどを鳴らし、悠然と尻尾を振る。
「そうか。焦らなくてもいいってことね」
女性は明るい顔になって帰った。
切羽詰まった顔つきの若者が来店。マスターに愚痴る。
「もう俺ダメです。仕事つらくて」
マスターはまた猫の頭をなでる。すると猫先生はマスターの膝から下り、若者にすり寄ってミャーミャーと鳴く。
「ありがとう。まだまだやれる気がしてきた」
若者は元気を取り戻して帰った。
この猫カフェは今日も繁盛。人生に行き詰まったら、あなたも一度訪れてみよう。
ファンタジー
公開:26/03/03 18:04
老後の楽しみに、短いものを時々書いています。
ログインするとコメントを投稿できます
ナラネコ