第18話:キューバ1962 ― 世界は15分で終わる

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1962年10月。
アメリカはキューバにソ連のミサイル基地を発見した。

そのミサイルは、
アメリカ本土を数分で攻撃できる距離にあった。

アメリカは海上封鎖を行う。

ソ連の船が近づく。

世界は息を止めた。

カメラは、
広い海の上で互いを射程に捉える
軍艦の姿を撮る。

沈黙した対峙。

もしここで一つの誤認が起きれば、
それは核戦争の始まりだった。

都市は消え、
文明は崩壊する。

世界は数日間、
終末の直前に立っていた。

やがてミサイルは撤去された。

しかし人類は知った。

現代の戦争は
わずか数分で
世界を終わらせる力を持つことを。

戦争は15分で終わる。

戦争は本当に
止められたのだろうか。
その他
公開:26/09/16 21:00
更新:26/09/16 21:55
#カメラが見た戦争

問い屋

問いを描くショートショートを書いています。
 
その違和感を、
まだ持ったままの人へ。
 
問いの続きを、ここにまとめています。

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