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「おーい!そこの僕」
僕はお母さんと来たスーパーで小さな声を聞いた。
辺りを見渡してもここにはお母さんと僕しかいなくて、しかもその声はお母さんには聞こえてないみたいだった。
「こっちこっち!」
「ここから出してよ〜」
小さな声はいつの間にか増えていき、僕はやっとその正体に気づいた。
――ポップコーンだ!
簡易的なアルミフライパンにポップコーンの種が入っていて、それが袋に包まれてる。
「出して欲しいの?」
「そうさ!狭い!」
僕はすかさずカゴに入れた。
早速家に帰って火にかける。
程なくして
ぽん!ぽん!
とポップコーンが弾けた。
音が鳴り止みぱんぱんになったビニールを開ける。
「ありがと!」
そんな声が聞こえた気がした。
でも僕は思う。このポップコーンを食べたらまた君たちは胃袋という狭い袋に閉じ込められるんじゃないかって。
僕はポップコーンを一粒口に放りこんだ。
僕はお母さんと来たスーパーで小さな声を聞いた。
辺りを見渡してもここにはお母さんと僕しかいなくて、しかもその声はお母さんには聞こえてないみたいだった。
「こっちこっち!」
「ここから出してよ〜」
小さな声はいつの間にか増えていき、僕はやっとその正体に気づいた。
――ポップコーンだ!
簡易的なアルミフライパンにポップコーンの種が入っていて、それが袋に包まれてる。
「出して欲しいの?」
「そうさ!狭い!」
僕はすかさずカゴに入れた。
早速家に帰って火にかける。
程なくして
ぽん!ぽん!
とポップコーンが弾けた。
音が鳴り止みぱんぱんになったビニールを開ける。
「ありがと!」
そんな声が聞こえた気がした。
でも僕は思う。このポップコーンを食べたらまた君たちは胃袋という狭い袋に閉じ込められるんじゃないかって。
僕はポップコーンを一粒口に放りこんだ。
ファンタジー
公開:26/02/28 21:19
Nolaノベルでも書いています。
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橘 きり