母は優しい
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カップラーメンにお湯を入れる。すると、死んだ母の幽霊が現れて、俺をにらむ。母は健康に気を遣う人だったから、俺がカップラーメンを食べるのを快く思っていないのだ。母の幽霊はじっと俺をにらみ続ける。俺は恐縮する。だが、母の幽霊は、三分経つと、消える。いつもきっかり三分で消える。何だかんだで、母は優しいのだ。
ホラー
公開:26/02/23 07:37
短い読み物を書いています。その他の短編→ https://tomokotomariko.hatenablog.com/
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六井象