ロマンス
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夏休み明けの小学校の教室の窓辺に、断頭台がいくつも並んでいる。生徒たちが夏休みの工作の宿題で作ってきたものだ。正義を学ぶ授業で必要になるのだ。ある日の放課後、若い男性教師が、その教室に、一人の女生徒を呼び出す。「何ですか、先生」男性教師は、女生徒を抱きしめて、そして、言う。「お前の断頭台で首をはねられたい」女生徒は震える男性教師の頭を撫でながら、ひそかに、にやりと笑う。
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公開:26/02/18 16:35
短い読み物を書いています。その他の短編→ https://tomokotomariko.hatenablog.com/
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六井象