自販機
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真夜中、病室をそっと抜け出し、見舞客用の休憩スペースでジュースを飲んでいた。自販機が並んでいた。飲み物の自販機、パンの自販機、そして、天使の自販機。すると一人の看護師がふいに現れ、天使の自販機で天使を一体買って、去っていった。誰か死んだのだ。それも天国に行くような誰かが。俺は天使の自販機に近寄った。『売切』ランプがともっていた。俺はまだ生きている。
ファンタジー
公開:26/02/15 21:14
短い読み物を書いています。その他の短編→ https://tomokotomariko.hatenablog.com/
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六井象