美しい星

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 橋の上でタバコを吸いながら、ふと夜空を見上げた。満月の傍に、美しい星が輝いていた。あれは何という星だろう。それは本当に美しかった。星には詳しい方だが、初めて見る星だ。世の中には知らないことがたくさんある。もしかしたら、新しい星かもしれない。だとしたら貴重な瞬間に立ち会えた。その美しい星を見つめているうち、あまりの美しさに、涙が出てきた。そんな俺の様子をしばらく見ていたホームレスの婆さんが、俺に近づいてきて、言った。「ありゃ、月の糞だぞ」
SF
公開:26/02/14 22:27

六井象

短い読み物を書いています。その他の短編→ https://tomokotomariko.hatenablog.com/

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