10
7
帆のない帆船。船首から船尾までガラスの屋根が取り付けられている特殊な船。
それは『蛸風船』と呼ばれている。乗客は二百名くらい。二時間に一隻しか出ない。
沖に出るまでは、普通の船となんら変わらない。側から見るとジェットスキーのようなカッコよさがある。
船着場が見えなくなった頃、目の前にまん丸の島が見えた。と思ったら矢先、島が海から浮かび上がった。
島の根っこのように見えたそれは、巨大なタコの胴体だった。
ふわりと浮かんだ巨大なタコは、船体の上空へと移動する。吸盤のついたその脚で船を掴み、宙へ浮かび上がった。
これが遊覧船『蛸風船』。少々気になる点を挙げるとするなら、吸盤の吸い付く音がうるさいことくらいだ。
それは『蛸風船』と呼ばれている。乗客は二百名くらい。二時間に一隻しか出ない。
沖に出るまでは、普通の船となんら変わらない。側から見るとジェットスキーのようなカッコよさがある。
船着場が見えなくなった頃、目の前にまん丸の島が見えた。と思ったら矢先、島が海から浮かび上がった。
島の根っこのように見えたそれは、巨大なタコの胴体だった。
ふわりと浮かんだ巨大なタコは、船体の上空へと移動する。吸盤のついたその脚で船を掴み、宙へ浮かび上がった。
これが遊覧船『蛸風船』。少々気になる点を挙げるとするなら、吸盤の吸い付く音がうるさいことくらいだ。
ファンタジー
公開:26/02/01 08:10
のんびり屋さんです。優しいお話が好きです。残酷なお話が嫌いです。読んでくださる方が、一瞬でも癒されたらいいなと思いながら書いています。癒し系小説家になりたい。たまにタイトル用のイラストも描きます。本当にたまにです。
ログインするとコメントを投稿できます
猫目ちゅん