名画でショート120『踊るサテュロスとニンフのいる風景』(クロード・ロサン)

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素朴な結婚式だった。
湖のほとりで、花の冠を付けた花嫁と花婿が並んで座っている。二人の前では、家族と親類が踊りを披露する。家畜の山羊までが、子供と一緒に踊っている。
音楽隊も身内による素朴なものだ。笛を吹けるものが、踊りに合わせて音を奏でる。
空には薄い雲がかかるが、雨が降りそうな気配はない。
湖の向こう側にある山は晴れ渡り、太陽の光が降り注いでいる。
新しい門出を迎えたささやかなカップルにも陽が当たることを、だれもが願っている。
二人の結婚式に、陰りはひとつも見えなかった。
公開:26/08/07 15:37

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