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この町には、ゴミの出し方に決まりがある。火曜と金曜は生ゴミ、木曜はプラスチックゴミ。
ビンや缶、不燃ゴミの日等も決まっている。
しかも生ゴミは、いつの間にか集積所ではなく各自の家の前に置く事にルールが変わった。
集積所には、何曜日が何の収集日か、大きな字で書かれている。それなのに日曜の朝になると、老人たちが現れる。
大きなゴミ袋を抱え、あるいは引きずりながら、集積所にそっと置いていく。
注意書きは目の前にあるが、誰も読まない様だ。
老人に今日はゴミの日ではありませんよと、声をかけるも老人は微笑んで言う。
知っているよ。でも、ゴミの方が私を待ってくれないから。
その時、集積所に置かれたゴミ袋が、風もないのにふわりと浮かんだ。そしてゆっくりと老人と共に何処かへ消えていった。
それ以来、日曜になると私は不安だ。この町で本当に収集されているのは、ゴミなのか。それとも、過去の記憶のゴミか老人なのか。
ビンや缶、不燃ゴミの日等も決まっている。
しかも生ゴミは、いつの間にか集積所ではなく各自の家の前に置く事にルールが変わった。
集積所には、何曜日が何の収集日か、大きな字で書かれている。それなのに日曜の朝になると、老人たちが現れる。
大きなゴミ袋を抱え、あるいは引きずりながら、集積所にそっと置いていく。
注意書きは目の前にあるが、誰も読まない様だ。
老人に今日はゴミの日ではありませんよと、声をかけるも老人は微笑んで言う。
知っているよ。でも、ゴミの方が私を待ってくれないから。
その時、集積所に置かれたゴミ袋が、風もないのにふわりと浮かんだ。そしてゆっくりと老人と共に何処かへ消えていった。
それ以来、日曜になると私は不安だ。この町で本当に収集されているのは、ゴミなのか。それとも、過去の記憶のゴミか老人なのか。
ミステリー・推理
公開:26/08/09 09:47
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gonsuke