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愛犬のロッシと散歩していたら、夕日を熱心に観察しているおじいさんと出会った。
絵を描くわけでも写真を撮るのでもなく、折りたたみチェアに腰かけ、西を向いている。
邪魔したら悪いだろうと黙って通り過ぎようとしたのだが、ロッシがおじいさんの足元へ駆け寄ってしまった。
謝りながらじゃじゃ馬ならぬじゃじゃ犬のロッシを抱えあげると、おじいさんは俺の目をまっすぐ見据えてこう言った。
「太陽のね、背中を見ようと思って。昔は頼めば快く見せてくれたんだよ」
「へぇ、そうなんですね」
なんとなく相づちを打ってさよならをする。
しかしおじいさんは、次の日もその次の日も同じ場所に座っていた。
そしてロッシは、おじいさんを見つけるとうれしそうに駆け寄った。
そんな出会いから一年。
今は2人と一匹で散歩するのが日課になっている。
太陽の背中は相変わらず見られないが、赤毛のロッシの背中と、ちょっと似ているそうだ。
絵を描くわけでも写真を撮るのでもなく、折りたたみチェアに腰かけ、西を向いている。
邪魔したら悪いだろうと黙って通り過ぎようとしたのだが、ロッシがおじいさんの足元へ駆け寄ってしまった。
謝りながらじゃじゃ馬ならぬじゃじゃ犬のロッシを抱えあげると、おじいさんは俺の目をまっすぐ見据えてこう言った。
「太陽のね、背中を見ようと思って。昔は頼めば快く見せてくれたんだよ」
「へぇ、そうなんですね」
なんとなく相づちを打ってさよならをする。
しかしおじいさんは、次の日もその次の日も同じ場所に座っていた。
そしてロッシは、おじいさんを見つけるとうれしそうに駆け寄った。
そんな出会いから一年。
今は2人と一匹で散歩するのが日課になっている。
太陽の背中は相変わらず見られないが、赤毛のロッシの背中と、ちょっと似ているそうだ。
その他
公開:26/08/08 18:39
☆やコメントありがとうございます✨
作品のイラストはibisPaintやAIで作成しています。
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いちいおと