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『あなたの希望をお聞きします』
その男は突然、ケイの部屋に現れた。
その後ろには、この狭い部屋に不釣り合いな豪邸の玄関のような扉が壁に立てかけてあった。
「これは夢だ、と思っていらっしゃいますね」
その男は、怖いほどの落ち着いた声で言った。
「もう一度、伺います。あなたの希望をお聞きします」
「希望? なんでも願いを叶えてくれるのか?」
「それは願望です」
「じゃあ、何?」
「あなたにとっての希望です」
「自由になりたい」
「かしこまりました。扉にお進みください」
ケイは男に促されるまま、扉を開けた。
すると、ケイは外に出ていた。
「やった! ありがとう!」
「いえ、こちらこそ。ごちそうさまでした」
翌朝。
「可哀想に。壁抜けに成功して、これだもんな」
刑務官たちが囚人の遺体を囲んでいた。
その遺体は、房の壁の外にあった。
その男は突然、ケイの部屋に現れた。
その後ろには、この狭い部屋に不釣り合いな豪邸の玄関のような扉が壁に立てかけてあった。
「これは夢だ、と思っていらっしゃいますね」
その男は、怖いほどの落ち着いた声で言った。
「もう一度、伺います。あなたの希望をお聞きします」
「希望? なんでも願いを叶えてくれるのか?」
「それは願望です」
「じゃあ、何?」
「あなたにとっての希望です」
「自由になりたい」
「かしこまりました。扉にお進みください」
ケイは男に促されるまま、扉を開けた。
すると、ケイは外に出ていた。
「やった! ありがとう!」
「いえ、こちらこそ。ごちそうさまでした」
翌朝。
「可哀想に。壁抜けに成功して、これだもんな」
刑務官たちが囚人の遺体を囲んでいた。
その遺体は、房の壁の外にあった。
ホラー
公開:26/08/03 00:11
更新:26/08/03 00:18
更新:26/08/03 00:18
加賀美 秋彦と申します。
2025年4月から、ショートショートを書き始めました。
色々なジャンルの作品を書いています。
よろしくお願いします。
作品イラストはフリー素材やAIで作成したものです。
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加賀美 秋彦