かくれんぼフロー

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今日はみんなでかくれんぼ。ボクはかくれるのが得意で、なかなか見つからないんだ。この前も、その前も、いちばんさいごまで見つからなかったんだ。どうだ、すごいだろう。
おかしいなあ、みんなのかくれんぼをしている声がまったく聞こえない。もしかして、ボクわすれられてる?
「ねえ、ボクまだかくれてたんだけど」
「おじさん、誰?」

そうだ、私は会社へ戻る途中だったんだ。今日は出先から戻った後に企画会議がある。今から間に合うかどうかギリギリといったところだ。急がなくてはいけない。
「申し訳ございません。かくれんぼをしていて遅れました」
「えーと、お嬢ちゃん、どうやってここに入ってきたの?」

そうだわ、今日はご学友のエミさんのお誕生日パーティーでしたわね。プレゼントを用意して、いざ参りましょう。
「では、みなさん、ごきげんよう」
ワタクシはスカートの両端をつかんで、みなさんにお別れのご挨拶をしましたの。
ミステリー・推理
公開:26/07/16 19:00

undoodnu( カントー地方 )

構成の凝った作品が好きです。
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