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マルクス・アウレリウスは髭ずらである。
彼は哲人皇帝と呼ばれていたが、ローマ皇帝の伝統にしたがい、最前線で戦い続けた武人でもある。ローマ帝国の最盛期を築いた偉人でもある。
ローマ帝国がキリスト教化されたとき、かつてのローマ皇帝の像は徹底的に破壊された。
ところがこの髭ずらの男が、なぜかキリスト教を保護したギョロ目のコンスタンティヌス1世と勘違いされて、マルクス・アウレリウス騎馬像は破壊を免れた。
私は、この作品のすばらしさを知った誰かが、意図的に勘違いしたのではないかと推測している。マルクス・アウレリウス騎馬像を守るための、苦しい弁明だったのではないかと思っている。
狂っていた時代にも一筋の理性は残っている。私はそう信じている。
核兵器が飛び交う、この狂った戦争が続く世界の中でも。
彼は哲人皇帝と呼ばれていたが、ローマ皇帝の伝統にしたがい、最前線で戦い続けた武人でもある。ローマ帝国の最盛期を築いた偉人でもある。
ローマ帝国がキリスト教化されたとき、かつてのローマ皇帝の像は徹底的に破壊された。
ところがこの髭ずらの男が、なぜかキリスト教を保護したギョロ目のコンスタンティヌス1世と勘違いされて、マルクス・アウレリウス騎馬像は破壊を免れた。
私は、この作品のすばらしさを知った誰かが、意図的に勘違いしたのではないかと推測している。マルクス・アウレリウス騎馬像を守るための、苦しい弁明だったのではないかと思っている。
狂っていた時代にも一筋の理性は残っている。私はそう信じている。
核兵器が飛び交う、この狂った戦争が続く世界の中でも。
その他
公開:26/06/27 07:25
更新:26/06/27 07:27
更新:26/06/27 07:27
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齊藤 想