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酔っ払って帰ってきた父が、勉強していたわたしの部屋の扉をたたいた。土産だ、と言ってなにかを押しつけ、リビングへ向かう。父はそのまま横になったようだ。
手元には、大きなえび。
寿司や天ぷらとして調理されたえびではなく、生きてるえび。
浅く水を張ったプラスチックケースのなかで、偉そうにふんぞり返っている。
これをわたしにどうしろと言うのだ。飼育? 冗談じゃない。自分のことで精一杯なのに――と思っていたら、えびが口をきいた。
「オレさ、明日のテストの内容、知ってるぜ」
そんなことあるわけがない。無視して教科書を開く。
「一問目。AかBで悩むが、そもそも出題が間違っている。そこは華麗にスルーだ」
翌日、本当にえびの予言通りになった。どうやらすごいえびらしい。
喜びも束の間、帰ると、えびはプラスチックケースのなかから姿を消していた。
ソファでは、顔を真っ赤にした父が二日酔いで寝ていた。
手元には、大きなえび。
寿司や天ぷらとして調理されたえびではなく、生きてるえび。
浅く水を張ったプラスチックケースのなかで、偉そうにふんぞり返っている。
これをわたしにどうしろと言うのだ。飼育? 冗談じゃない。自分のことで精一杯なのに――と思っていたら、えびが口をきいた。
「オレさ、明日のテストの内容、知ってるぜ」
そんなことあるわけがない。無視して教科書を開く。
「一問目。AかBで悩むが、そもそも出題が間違っている。そこは華麗にスルーだ」
翌日、本当にえびの予言通りになった。どうやらすごいえびらしい。
喜びも束の間、帰ると、えびはプラスチックケースのなかから姿を消していた。
ソファでは、顔を真っ赤にした父が二日酔いで寝ていた。
ファンタジー
公開:26/06/18 12:46
☆やコメントありがとうございます✨
作品のイラストはibisPaintやAIで作成しています。
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いちいおと