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「迷った時は、
大きな教えに任せるのよ」
ミラは冊子をトーマの前に置いた。
表紙には、
あなたに合う世界法則診断。
初回無料、返却不可。
中には、
S級経典が並んでいた。
正解だけが残る経典。
死者も住める経典。
失敗談が自動で美談になる経典。
全部燃やして初めからにする経典。
「どれも嫌なんだが」
「選べるって幸せね」
巻末には、
女神おすすめ欄があった。
ミラが筆を取る。
「待て。
おすすめは誰のおすすめだ」
「わたし」
「最悪だろ」
翌朝、
トーマはお告げギルドの
申請窓口へ冊子を持ち込んだ。
受付官セリが確認する。
「未回答ですね」
「回答しない、という回答です」
セリは巻末を見た。
女神おすすめ欄に、
薄い丸がついていた。
裏には細い字。
未回答処理欄。
女神おすすめ経典。
自動適用。
トーマの再出発札に、
知らない経典名が浮いた。
大きな教えに任せるのよ」
ミラは冊子をトーマの前に置いた。
表紙には、
あなたに合う世界法則診断。
初回無料、返却不可。
中には、
S級経典が並んでいた。
正解だけが残る経典。
死者も住める経典。
失敗談が自動で美談になる経典。
全部燃やして初めからにする経典。
「どれも嫌なんだが」
「選べるって幸せね」
巻末には、
女神おすすめ欄があった。
ミラが筆を取る。
「待て。
おすすめは誰のおすすめだ」
「わたし」
「最悪だろ」
翌朝、
トーマはお告げギルドの
申請窓口へ冊子を持ち込んだ。
受付官セリが確認する。
「未回答ですね」
「回答しない、という回答です」
セリは巻末を見た。
女神おすすめ欄に、
薄い丸がついていた。
裏には細い字。
未回答処理欄。
女神おすすめ経典。
自動適用。
トーマの再出発札に、
知らない経典名が浮いた。
ファンタジー
公開:26/06/28 12:00
更新:26/06/26 21:36
更新:26/06/26 21:36
#お告げ女神と再出発窓口
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