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「大きな力は、
だいたい親切な顔で来るのよ」
ミラが空を指した。
裂け目から、
黒い背広の男が降りてきた。
名刺には、
異界スポンサー営業部。
初月無料、の金文字。
男は帳面を開いた。
「御世界の到達率を拝見しました。
成長余地が残っています」
「嫌な言い方だな」
「そこで弊社の
魂最適化プランを」
ミラが目を輝かせた。
「伸びそうね」
「何がだ」
男は笑って、
契約書を差し出した。
小さく、
魔物追加、地形悪化、
お告げ広告表示、とあった。
帰り道、
いつもの坂に
魔物が一匹増え、
立札が立っていた。
苦難、試用中。
翌朝、
トーマはお告げギルドの
相談窓口で申立書を書いた。
受付官セリが読む。
「契約していませんね」
「してない」
「拒否発言があります」
セリは契約書の裏を見た。
接触履歴欄。
拒否発言、確認。
関心表明、成立。
試用継続。
だいたい親切な顔で来るのよ」
ミラが空を指した。
裂け目から、
黒い背広の男が降りてきた。
名刺には、
異界スポンサー営業部。
初月無料、の金文字。
男は帳面を開いた。
「御世界の到達率を拝見しました。
成長余地が残っています」
「嫌な言い方だな」
「そこで弊社の
魂最適化プランを」
ミラが目を輝かせた。
「伸びそうね」
「何がだ」
男は笑って、
契約書を差し出した。
小さく、
魔物追加、地形悪化、
お告げ広告表示、とあった。
帰り道、
いつもの坂に
魔物が一匹増え、
立札が立っていた。
苦難、試用中。
翌朝、
トーマはお告げギルドの
相談窓口で申立書を書いた。
受付官セリが読む。
「契約していませんね」
「してない」
「拒否発言があります」
セリは契約書の裏を見た。
接触履歴欄。
拒否発言、確認。
関心表明、成立。
試用継続。
ファンタジー
公開:26/06/27 12:00
更新:26/06/26 21:32
更新:26/06/26 21:32
#お告げ女神と再出発窓口
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