光る方へ

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「光る方へ行けば、だいたい正解よ」

自称女神のミラは、
今日も胸を張った。

トーマは崖の前で足を止めた。

「道、なくないか」
「あるわ。下に。
 落下も経験の前払いよ」

足元の石が崩れた。

翌朝、
トーマはお告げギルドの
再出発窓口で
三枚目の死亡届を書いていた。

受付官セリが尋ねる。

「死因は」
「女神です」
「分類にありません」
「じゃあ崖で」

隣でミラが咳払いした。

「導きには、
多少の高低差があるものよ」

「高低差で死んだんだが」

セリはうなずき、
再出発札に判を押した。

表には挑戦許可。
端には小さく、
通算死亡三回。

裏には細い字。

お告げ視認者欄。
危険進路同意、確認済み。
ファンタジー
公開:26/06/21 14:00
更新:26/06/21 13:48
#お告げ女神と再出発窓口

問い屋

問いを描くショートショートを書いています。
 
その違和感を、
まだ持ったままの人へ。
 
問いの続きを、ここにまとめています。

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