Put your hands up猫
0
1
下校途中の私は、いつ潰れてもおかしくない寂れたラーメン屋について考えていた。確かに旨いんだけど、人が並ぶような店じゃなかった。それがどうしたことか、先月から毎日店の外に大行列ができる繁盛店へと変貌していたのだった。一体何が。
以前との違いといえば、店先に大量の招き猫が並ぶようになったことくらいだ。でもまさか......
今日もすごい行列だ。店内に答えがあると思い、私は列に並んだ。しばらくすると、向かいの街頭モニターからEDMが大音量で流れだした。
縦ノリで首を振って片手を挙げる、お客と招き猫たち。皆モニターに釘付けになっている。一帯のバイブスが上がっていくのを感じる。曲調が変化してブレイクを予感した瞬間──。
「へいらっしゃい!」店員の掛け声とともに極太の重低音が弾け、テンションが最高潮に達した招き猫達が、一斉に鳴いた。
以前との違いといえば、店先に大量の招き猫が並ぶようになったことくらいだ。でもまさか......
今日もすごい行列だ。店内に答えがあると思い、私は列に並んだ。しばらくすると、向かいの街頭モニターからEDMが大音量で流れだした。
縦ノリで首を振って片手を挙げる、お客と招き猫たち。皆モニターに釘付けになっている。一帯のバイブスが上がっていくのを感じる。曲調が変化してブレイクを予感した瞬間──。
「へいらっしゃい!」店員の掛け声とともに極太の重低音が弾け、テンションが最高潮に達した招き猫達が、一斉に鳴いた。
ファンタジー
公開:26/06/16 21:00
更新:26/06/16 20:51
更新:26/06/16 20:51
最近ショートショートを始めた修行中のド素人です。
基本的にnoteにて投稿しております。
一部フォーマットのあったものをこちらでも投稿させて頂きたいです。
note→https://note.com/great_heron1630
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます