不思議な対談

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ある春の夕暮れ、東京の古い洋館に、時を越えて大隈重信と福沢諭吉が落ち合った。二人の前には不思議な日本の未来が見える望遠鏡が置かれている。
ほう、空を飛ぶ乗り物で人々が旅をしておる。と大隈が驚く。
福沢は笑いながらのぞき込み、しかも手のひらほどの小さな箱で世界中と話している。
私の時代なら魔法だと言った。
さらに見ると、遠く離れた学校の授業を家で受ける子どもたちの姿が映る。
文明開化はまだ続いておるのだなと大隈。
大切なのは道具ではない。学び続ける心だよと福沢。
すると望遠鏡の中から未来の子どもが現れ、日本をもっと面白くするのは私たちですと胸を張った。
二人は顔を見合わせてうなずく。
未来は予想以上に不思議な世界だな。
だが、人が挑戦する限り希望も尽きない。
そう語り合いながら、二人は未来の日本に幸あれと静かに乾杯した。
ファンタジー
公開:26/06/05 03:04

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