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恋愛なんていうものはゲームだ。
先に惚れさせた方が有利なクソゲーで、気になってしまった時点でもうすでに負け確だ。そのあとはタイムアップまで流しておけば勝手に自滅する。それだけでいい。美味しいところだけ味わって後はさよならって訳だ。

そう思っていた時期が俺にもありました。

「あら、それでもうお終い?私はまだまだヤれるわよ?」

おかしいな、この女全く底が見えない。
確かに惚れさせた、もう飽きたから捨てた。そのはずだった。包丁まで持ってきたクセに、なんなんだこの余裕は?切り付けられても、ギリギリ傷つかないあたりを掠める。刺してきても目の前で寸止めされる。こちらから掴み掛かろうとしても躱わされる。

クソが、なんで惚れさせた俺の方が手玉に取られてるんだ。クソが、泣いて謝らせてやる。ぜってえ土下座させてやる。そうじゃなきゃ俺の気が収まらねえ。

「アラアラ、気になってきたようね。」
恋愛
公開:26/06/03 18:56

高須啓二

わかりやすい言葉で
分かりやすい文章を書きたいと思っています

ショートに納めきれなかったものはこちらに投稿してます

https://kakuyomu.jp/users/takasukeiji
 

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