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村人は狼の襲撃に頭を抱えていた。

ある者が言う、村を壁で囲ってはどうか。すぐには拒まれた。冬の蓄えでとても壁まで手が回らない。

ある者が言う。見張りを立ててはどうか。これも拒まれた。村の中に猛獣を追い払えるような勇ましい者はいない。

アレコレ話すうちにある者が言う、狼を飼い慣らしてはどうか。上手く行けば狼は自分たちを襲うのではなく守ってくれる。

大変な苦労をしたが遂に狼を飼い慣らした。村人は安堵して冬を迎えることができた。

翌年、そこには狼だけが残った。
その他
公開:26/05/31 04:16

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