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一日が二十四時間じゃ足りないなんて時がたまにあるだろう。旅行に行った時、ゲームが盛り上がってる時、その他諸々。とにかく睡眠時間も惜しいから、俺は時間を買いに行く。どんなところで売ってるかというと、24時間営業のとあるコンビニだ。夜10時ちょうどに炭酸水を置いている冷蔵庫の前に立って、品物は取らずに、ガラスの奥へ遠い目を向ける――と、バックヤードからペットボトルを補充している店員と目が合う。そうすれば取引が成立するから、後はレジで買いたい時間数を告げ、支払いを済ませるのである。先日は30分だけ購入したのだが、ちょっと洒落た喫茶店で珈琲をたしなむことに使った。俺くらい寝る間もないほど忙しい人間になると、その30分さえ確保できないのだ。まぁ不足すれば買えばいいだけのこと。不便はない。ただその代償として、一回寝たら次はいつ目覚めるかわからないことだね。じゃあおやすみ。
その他
公開:26/05/30 00:01
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作品のイラストはibisPaintやAIで作成しています。
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いちいおと