シャッター街再生計画
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『今日の一言。
私は、甘いチョコとイチゴのケーキで癒やされてます。
行ってらっしゃい』
アナウンサーが、笑顔で番組を締めた。
──カランカラン。
「いらっしゃいませ」
「どうも」
「あっ、先日はありがとうございました」
地方のシャッター商店街。
数か月前、小さな洋菓子店がオープンした。
「放送後はどうですか」
「はい、たくさんのお客さんが来てくれて…」
オーナーの女が、ほっとした表情を浮かべた。
「それは良かった」
すると男は、鞄から一枚の紙を出した。
「ご用意、いただいてますか」
「はい」
女は、封筒を二通、男に手渡した。
「一つは、紹介者に渡しますね」
「あの…この店を紹介してくれた方って…」
「ここの不動産屋さんですよ。覚えてないですか」
『今日の一言。
店を開くなら、今!夢を…』
男が、ほくそ笑みながら指をさした。
「来週あの花屋、賑わいますかね」
おわり
私は、甘いチョコとイチゴのケーキで癒やされてます。
行ってらっしゃい』
アナウンサーが、笑顔で番組を締めた。
──カランカラン。
「いらっしゃいませ」
「どうも」
「あっ、先日はありがとうございました」
地方のシャッター商店街。
数か月前、小さな洋菓子店がオープンした。
「放送後はどうですか」
「はい、たくさんのお客さんが来てくれて…」
オーナーの女が、ほっとした表情を浮かべた。
「それは良かった」
すると男は、鞄から一枚の紙を出した。
「ご用意、いただいてますか」
「はい」
女は、封筒を二通、男に手渡した。
「一つは、紹介者に渡しますね」
「あの…この店を紹介してくれた方って…」
「ここの不動産屋さんですよ。覚えてないですか」
『今日の一言。
店を開くなら、今!夢を…』
男が、ほくそ笑みながら指をさした。
「来週あの花屋、賑わいますかね」
おわり
その他
公開:26/05/23 22:56
寓話
ズレ
ブラック
風刺
会話劇
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