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うたた寝をして目覚めると姉がキッチンに立ち「朝ごはん何食べる?」
と聞くので、私は「ええ?」と思わず大声を出してしまった。
姉は目を丸くし「なんでそんなに驚くの?」と返した。
ーー驚くよ。だって朝ごはんはもう食べたから。
姉は、昔から忘れっぽいところがあったが、最近は特に酷い。数時間、時には数分前に済ませたことを、まるでなかったように、まったく同じ動作で繰り返すのだ。さすがに心配になり病院に行くことを提案すると、
「記憶喪失?」
と、初めは笑ったが、『念のため』と受け入れてくれた。幸い近くの病院に明日の診察予約が取れた。
翌朝、目覚めると姉はもうキッチンに立っていた。病院に行くために早起きしたのだろう。私も昨日入れた診察予約を確認する。ーーあれ?予約がない。それに……その時、姉が言う。
「朝ごはん何食べる?」
今回は「ええ?」とは言わない。代わりに日付を聞いた。
と聞くので、私は「ええ?」と思わず大声を出してしまった。
姉は目を丸くし「なんでそんなに驚くの?」と返した。
ーー驚くよ。だって朝ごはんはもう食べたから。
姉は、昔から忘れっぽいところがあったが、最近は特に酷い。数時間、時には数分前に済ませたことを、まるでなかったように、まったく同じ動作で繰り返すのだ。さすがに心配になり病院に行くことを提案すると、
「記憶喪失?」
と、初めは笑ったが、『念のため』と受け入れてくれた。幸い近くの病院に明日の診察予約が取れた。
翌朝、目覚めると姉はもうキッチンに立っていた。病院に行くために早起きしたのだろう。私も昨日入れた診察予約を確認する。ーーあれ?予約がない。それに……その時、姉が言う。
「朝ごはん何食べる?」
今回は「ええ?」とは言わない。代わりに日付を聞いた。
その他
公開:26/05/13 21:06
読むとちょっと機嫌がよくなる、を目指して、散歩ができた時と、おいしいごはんが食べられた日は更新しようと思います。
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Yukie Fujishiro