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寮の談話室に、
小さなプリンターがあった。
札には、
「クリエイター証明機」とある。
ワイゴが薄く笑った。
「いいねタカシ君。
作品より先に、創る側になれる」
「最高じゃん」
タカシが白紙を差し込むと、
機械が動いた。
幼少期から物語に救われ、
日常の違和感をすくう者。
「俺、けっこう深いな」
セウゴがのぞいた。
「作品は?」
「あとで作る。
まず見られる準備だろ」
もう一枚、紙が出た。
創る者は、
創らぬ者の声に振り回されない。
タカシはうなずいた。
「わかる。
口だけのやつ、多いからな」
セウゴは、
白紙の束を見た。
翌朝、談話室の掲示板に、
寮内クリエイター一覧が貼られていた。
タカシの名は、
先生用の欄にあった。
代表作欄は空白。
未提出回数の欄だけ、
先に作られていた。
小さなプリンターがあった。
札には、
「クリエイター証明機」とある。
ワイゴが薄く笑った。
「いいねタカシ君。
作品より先に、創る側になれる」
「最高じゃん」
タカシが白紙を差し込むと、
機械が動いた。
幼少期から物語に救われ、
日常の違和感をすくう者。
「俺、けっこう深いな」
セウゴがのぞいた。
「作品は?」
「あとで作る。
まず見られる準備だろ」
もう一枚、紙が出た。
創る者は、
創らぬ者の声に振り回されない。
タカシはうなずいた。
「わかる。
口だけのやつ、多いからな」
セウゴは、
白紙の束を見た。
翌朝、談話室の掲示板に、
寮内クリエイター一覧が貼られていた。
タカシの名は、
先生用の欄にあった。
代表作欄は空白。
未提出回数の欄だけ、
先に作られていた。
SF
公開:26/05/10 08:00
更新:26/05/10 07:14
更新:26/05/10 07:14
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