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夜中に目が覚めた。
起きたくはない。

針の進む音だけが耳につく。

枕元のスマホを開く。

─通知はない。
枕元に放り投げる。
 
サイドテーブルの水がとても冷たい。

飲み干してから、暗い廊下へ出る。
フローリングが足に張り付く。

リビングで不意に視線が止まる。
棚の上の写真立て。

写真立てを伏せようとして、指先が止まった。
触れたガラスは、ひどく冷たかった。

写真の中の彼女と、目が合う。

彼女が笑っている。

─いや。

そんな気がした。
ミステリー・推理
公開:26/05/09 21:44

木村乃村( 日本 )

勉強中なので厳しくお願いします。

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