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深夜の交差点。
車通りは全くない。
赤信号のたびに、濡れたアスファルトが鈍く光る。
ガードレールの根元には、色褪せた花束が積まれている。
持ってきた花を、その隣にそっと添える。
ただしゃがみ込んだまま、しばらく動けない。
ポケットから煙草を二本抜く。
ライターの火が、指先だけを赤く照らした。
煙を深く吸い込み、カフェオレを開ける。
冷えた缶が体温を奪う。
一口飲んで、ガードレールの脇へ置いた。
口の奥に、甘ったるい粘りが残る。
「甘すぎるんだよな」
─返事はない。
遠くで、白い光が揺れる。
煙草を地面に落とし、靴先で火を潰す。
青だった信号が、点滅を始める。
風が吹く。
カフェオレが倒れて、静かに溢れた。
車通りは全くない。
赤信号のたびに、濡れたアスファルトが鈍く光る。
ガードレールの根元には、色褪せた花束が積まれている。
持ってきた花を、その隣にそっと添える。
ただしゃがみ込んだまま、しばらく動けない。
ポケットから煙草を二本抜く。
ライターの火が、指先だけを赤く照らした。
煙を深く吸い込み、カフェオレを開ける。
冷えた缶が体温を奪う。
一口飲んで、ガードレールの脇へ置いた。
口の奥に、甘ったるい粘りが残る。
「甘すぎるんだよな」
─返事はない。
遠くで、白い光が揺れる。
煙草を地面に落とし、靴先で火を潰す。
青だった信号が、点滅を始める。
風が吹く。
カフェオレが倒れて、静かに溢れた。
青春
公開:26/05/08 16:15
更新:26/05/08 16:21
更新:26/05/08 16:21
勉強中なので厳しくお願いします。
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