旅立ち

0
1

この巣を明朝に引っ越す、飛べない者は置いていくとリーダーは言った。
数日前からカラスがウロウロしていた、告げられ皆は驚いた。
私は集団の教育係、初めての任務だ。
一ヶ月前人が散歩しながら、ここは便利だけど力の弱い者には住みづらい所だと、地面を突っつていた私達の横の犬に告げていた。
前方は海なので、襲われる事は無いと安心してここに決めたのも私だった。
私は小さな仲間八羽を集めた。一日中特訓するよ、弱音を吐かず兎に角上空へ飛ぶ訓練をして、私を抜いて高く飛べた順に夕食だよと言った。
八羽は初めはフラフラしたが、やがて上空へ上空へ飛べる様になった。
夕刻に。明朝旅立ことを告げた。
朝周りの木々にカラスがいる。一斉に飛び上がり群れの後尾にいる私はカラスを追い払う。カラスの体は倍位もあり、二羽が襲って来た。
もう飛べないと思った瞬間カラスは声を出し逃げ去った。
仲間八羽が突っついてくれていたのだ。
ファンタジー
公開:26/05/08 09:32

コメントはありません

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容