優しき狙撃者2(スナイパーはENFP)
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俺は天才スナイパー。射撃を外したことはない。ターゲットを狙撃するビルへと向かう。
道中うずくまる子どもがいた。
小刻みに肩を振るわせている。うつむいた顔からはしゃくりあげる声が聞こえる。手にはリードと首輪が握られていた。
俺は見知らぬ子どもと犬探しを始めた。
俺は天才スナイパー、潜伏中のターゲットを見つけるのは朝飯前だ。朝飯どころか昨日から何も食べていないのだが…
程なく公園で寂しそうに震えている犬を見つけた。
夕暮れの公園で寄り添う2つの影は幸せそうに長く伸びていた。
「ありがとう。オジサン!」
オジサンという弾丸が俺の胸を貫く。
俺たちはみんな一つだ。愛で繋がっている。足取り軽く帰路に就く。
ボスからの電話だ。
背中を冷たい汗がすうっと走る。
「このバカヤローまた失敗しやがって!」
何も言えない俺の代わりに、お腹がグーっと鳴る。俺は天才スナイパー。いつも腹ペコだ。未だ依頼成功なし。
道中うずくまる子どもがいた。
小刻みに肩を振るわせている。うつむいた顔からはしゃくりあげる声が聞こえる。手にはリードと首輪が握られていた。
俺は見知らぬ子どもと犬探しを始めた。
俺は天才スナイパー、潜伏中のターゲットを見つけるのは朝飯前だ。朝飯どころか昨日から何も食べていないのだが…
程なく公園で寂しそうに震えている犬を見つけた。
夕暮れの公園で寄り添う2つの影は幸せそうに長く伸びていた。
「ありがとう。オジサン!」
オジサンという弾丸が俺の胸を貫く。
俺たちはみんな一つだ。愛で繋がっている。足取り軽く帰路に就く。
ボスからの電話だ。
背中を冷たい汗がすうっと走る。
「このバカヤローまた失敗しやがって!」
何も言えない俺の代わりに、お腹がグーっと鳴る。俺は天才スナイパー。いつも腹ペコだ。未だ依頼成功なし。
公開:26/05/02 07:59
30日連続【ショートショート】更新中。日常がふっと壊れる瞬間の話を書いています。
普段は山を走ったり、保護犬2匹と散歩したり、仲間とワイワイしています。
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すけ3