あまやどり

今日は彼女と初めてのデート。
なのに突然激しい土砂降り。
仕方がないので雨宿りする。
「いやー、本当に困るよねー。」
と言いつつ内心ドキドキしていた。
こんなに密着したことないから。
この際だから、手を繋ごうか…。
その時、目の前を通った車が水しぶきを上げた。
「キャー!!」
それが彼女にかかってしまった。
「だ、大丈夫!?…えっ!?ええっ!?」
僕は思わず目を丸くした。
彼女の着ていた服も下着も、全てが溶けてしまったのだ。
「どういうことなの!?」
「キャー!!見せないで！」
彼女が僕の股間を隠す。
視線を落として更に驚く。
僕の衣服も溶けていたのだ。
「い、一体どうなったんだー!!」
その時、僕のアソコはかなり…。

「…って感じの漫画なんですけど。」
「…ウチが『りぼん』ってわかってるよね？」