ペッパー感情曲線

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ふらっと、某携帯ショップに立ち寄る。
ロボットのペッパーくん見える。
店員さんは、
お客さんの対応で忙しそう。
ペッパーくんは、
一人キョロキョロしてる。
ロボットだけど元気だ。
ペッパーくんが持っているボードを見ると、
「正面に立って話しかけてください。」
とある。

「こんにちは。」
明るく話しかけてみた。

すると、
「どうしたんですか?
おつかれ気味ですね。」
と、いきなり言われ戸惑う。

「そんなことないですよ。」
と、つくり笑顔で返すと、
「ご用件は?」
ペッパーくんはビジネスモードに。

ロボットに優しくされ、
ロボットに冷たくされ、
ぼくは何をしにここへ行ったんだ…。
店に入ったそもそもを考える。

そうか、フラット入っただけだ。
なのに、
ぼくの感情曲線はジグザグだ。
ペッパーくんは、
スパイスのようにピリッとしていた。
AIの時代が来るのも速そうだ。
その他
公開:18/07/23 21:28
更新:18/09/09 19:43

TJクジラ( 東京都 )

プリンが好き
ロックというカレー屋さんが一押し
フッとした瞬間に
イスタンブールへ想いを馳せて
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ルルルルル春の風は

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