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とある町の小さな工房を持つシャツ屋さん。Tシャツを始めあらゆるシャツを作ります。
そして人間はもちろん動物や昆虫、はたまた童話の世界までもがお客さんの人気のお店です。
赤鬼さんには赤のシャツ。青い鳥さんには青のシャツ。カブトムシさんにはこげ茶色のシャツ。今の流行りは自分の身体と同じ色のシャツを作ること。町のシャツ屋さんは大忙し。ある日、店のドアが開き、「いらっしゃいま..?」と声掛けをしましたが誰もいません。風かなっと思っていたら、「すいません」と声が。店の中を見渡しても誰もいません。「ここです」と声のする方を向いていると「実は・・」と声の主は語り始めました。「僕は透明人間。僕もシャツを作りたいのですが、体が透明だから合わせる色がなくて」と嘆いていました。
だから私は「あなたは世界で唯一、何色でも似合う方。好きな色を着ていいんですよ」と伝えると大喜び(見えないけど)してくれました。
そして人間はもちろん動物や昆虫、はたまた童話の世界までもがお客さんの人気のお店です。
赤鬼さんには赤のシャツ。青い鳥さんには青のシャツ。カブトムシさんにはこげ茶色のシャツ。今の流行りは自分の身体と同じ色のシャツを作ること。町のシャツ屋さんは大忙し。ある日、店のドアが開き、「いらっしゃいま..?」と声掛けをしましたが誰もいません。風かなっと思っていたら、「すいません」と声が。店の中を見渡しても誰もいません。「ここです」と声のする方を向いていると「実は・・」と声の主は語り始めました。「僕は透明人間。僕もシャツを作りたいのですが、体が透明だから合わせる色がなくて」と嘆いていました。
だから私は「あなたは世界で唯一、何色でも似合う方。好きな色を着ていいんですよ」と伝えると大喜び(見えないけど)してくれました。
ファンタジー
公開:18/07/13 14:09
いつか絵本を1冊出せたら...
そう思いながら書いてます。
少しだけホッコリしていただければ嬉しいです。
でも、たまにブラックも書きますけど。
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