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「ウサギさんウサギさん、少しこの葉っぱ分けてもらえませんか?」とアオムシ。
ムシャムシャムシャ。食べているだけでウサギは返事をしてくれません。
「ウサギさん食べますよ」食べ始めるアオムシ。
「いただきま...」と言いかけたアオムシは視線を感じウサギの方へ向くと、真っ赤な目でこちらを見ています。
「ごめん..なさい」アオムシはウサギの檻をあとにしました。
「カピバラさんカピバラさん、少しこの葉っぱ分けてもらえませんか?」
ムシャムシャムシャ。食べているだけでカピバラは返事をしてくれません。
「カピバラさん食べますよ」食べ始めるアオムシ。
「いただきまーす」シャキシャキとおいしい音を立てて食べるアオムシ。
カピバラの檻で過ごしたアオムシは無事にチョウチョ になりました。お返しに毎日綺麗なお花を運ぶとやがて「お花のカピバラ」として有名になり、沢山のおいしい物を食べられるようになりました。
ムシャムシャムシャ。食べているだけでウサギは返事をしてくれません。
「ウサギさん食べますよ」食べ始めるアオムシ。
「いただきま...」と言いかけたアオムシは視線を感じウサギの方へ向くと、真っ赤な目でこちらを見ています。
「ごめん..なさい」アオムシはウサギの檻をあとにしました。
「カピバラさんカピバラさん、少しこの葉っぱ分けてもらえませんか?」
ムシャムシャムシャ。食べているだけでカピバラは返事をしてくれません。
「カピバラさん食べますよ」食べ始めるアオムシ。
「いただきまーす」シャキシャキとおいしい音を立てて食べるアオムシ。
カピバラの檻で過ごしたアオムシは無事にチョウチョ になりました。お返しに毎日綺麗なお花を運ぶとやがて「お花のカピバラ」として有名になり、沢山のおいしい物を食べられるようになりました。
ファンタジー
公開:18/07/09 05:46
いつか絵本を1冊出せたら...
そう思いながら書いてます。
少しだけホッコリしていただければ嬉しいです。
でも、たまにブラックも書きますけど。
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