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「一つだけ、お前のいらないものを消してやる」
悪魔の言葉に俺は考えた。
利害が一致してるから一緒にいる奴とか、便利だから側に置いてる奴とか、他人の顔ばかりうかがってる奴とか、人の領域にズカズカ踏み込んでくる奴とか、「君のためだ」って言葉で勝手に自分が満足してる奴とか、「アイシテル」って言葉で自分に酔ってる奴とか、「普通」って言葉の意味を考えないで普通でいられる奴とか、沢山の幸せそうな他人とか。
いっそ世界をぶち壊したい。
でもそれ以上に…。
「俺の…、自分を好きになれない心を消してくれ」
悪魔は「ふむ」と頷いて闇に溶けた。
お、もう朝かよ。眩しー!
太陽最高かよ。
起きてすぐベッドから出る俺凄くね?寝起き良すぎでしょ。寝起き選手権あったら優勝でしょ。
うわっ、俺の部屋に超イケメンいると思ったら鏡だった。寝起きでこれって俺どんだけイケメンなんだよ!
ヒャッホー!
世界よ、愛してるぜー!
悪魔の言葉に俺は考えた。
利害が一致してるから一緒にいる奴とか、便利だから側に置いてる奴とか、他人の顔ばかりうかがってる奴とか、人の領域にズカズカ踏み込んでくる奴とか、「君のためだ」って言葉で勝手に自分が満足してる奴とか、「アイシテル」って言葉で自分に酔ってる奴とか、「普通」って言葉の意味を考えないで普通でいられる奴とか、沢山の幸せそうな他人とか。
いっそ世界をぶち壊したい。
でもそれ以上に…。
「俺の…、自分を好きになれない心を消してくれ」
悪魔は「ふむ」と頷いて闇に溶けた。
お、もう朝かよ。眩しー!
太陽最高かよ。
起きてすぐベッドから出る俺凄くね?寝起き良すぎでしょ。寝起き選手権あったら優勝でしょ。
うわっ、俺の部屋に超イケメンいると思ったら鏡だった。寝起きでこれって俺どんだけイケメンなんだよ!
ヒャッホー!
世界よ、愛してるぜー!
ファンタジー
公開:18/07/08 23:05
月の音色リスナーです。
ようやく300作に到達しました。ここまで続けられたのは、田丸先生と、大原さやかさんと、ここで出会えた皆さんのおかげです。月の文学館は通算24回採用。これからも楽しいお話を作っていきます。皆さんよろしくお願いします。
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