隣の芝生はなんとやら

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他者を寄せ付けぬ白銀の大地
凍てつく世界に彼らは居る

「さぁ諸君!!今こそ革新の時
憎っくき海獣とはおさらばだ
忌々しいトウゾクカモメはもういない
準備はいいか?いくぞ」

飛べない鳥と侮辱され嘲笑され続けた彼らは莫大な年月の努力と神の気まぐれにより発つ事を許された。そう。

「空へ‼︎」

ボスの掛け声を皮切りに
小さな翼を懸命に羽ばたかせ1匹また1匹と空へ発つ。そして、最後の1匹が宙に浮かんだ時…
歓喜に沸いた彼らの地鳴りのような声は南半球にこだました。



彼らの革新から数千年

海で生きていた事など人類愚か全生物が忘れてしまった。それは彼らの子孫も例外ではない…

「さぁ諸君!!今こそ革新の時
憎っくき飛行車とはおさらばだ
忌々しいドローンはもういない
準備はいいか?行くぞ」

「海へ‼︎」
ファンタジー
公開:18/07/07 12:09

ハチヤ

どーもこんにちは!

他の方の話を読むと、自分の言葉の引き出しは
小学生で止まっているのではないか?
と思いはじめました。ハチヤです。

思いついたままに吐き出しますので
更新率は不安定!

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