はし くも

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「おはよう、はしくん」
「おはよう、くもさん」

「今日もはしさん、キラキラして元気だね」と、くもくん。
「ありがとう。水たちのおかげでキラキラ輝かせてもらってるの」と光の加減でキラキラしてる、はしさん。
「私、くもくんのセンスはいつ見てもホレボレするわ」と外見を褒める、はしさん。
「これは自然に生まれたデザインだからね。世界に一つのモノかな」と、くもくん。
「でも、僕が作り出した作品には自信があるかな。風などの影響で変わることはあるけれど、直線や曲線を使ってさまざまな形を作り出せるのは楽しいね」と芸術家的な、くもくん。
「いいなぁ、私は自分では何も生み出せないから」とうつむく、はしさん。
くもくんは言う。「でもね、はしさんは人間に役立ち必要な存在。素晴らしいことなんだよ」
「くもくん優しいね、だから好き」
「僕もそんな素直な、はしさんが好き」
自然と人工の異空間恋愛は意外と楽しそうです。
ファンタジー
公開:18/07/05 08:42

まりたま

いつか絵本を1冊出せたら...
そう思いながら書いてます。
少しだけホッコリしていただければ嬉しいです。
でも、たまにブラックも書きますけど。

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